芸能人に恋をしたⅢ

「すぐ近くに、お店あるから、下りて。」


「はい。」



あたしが車から、下りると、自然と流星さんが手を繋いでくれた。


小さな幸せが心に溢れる。



チリンチリン



流星さんが、小さなお店の扉を開ける。



「いらっしゃいませ、って流星か。」



「よっ!!久しぶり。」




「久しぶりだな。さっ、座れよ。てか、隣の可愛い女の子は、彼女か??」




「おう、彼女の小野寺彩菜ちゃん。」