flower music

『侵入者だと?』


『はい。しかもかなりの強者です。』



『すぐ、モニターに写してくれ。』


『はい。』


結構な強者……。


もしかして………


海斗?



パッ……。


『………顕一か。』



見れば、タキシードを着た顕一がいた。


『海斗の代わりに、俺が向日葵を助けに来たぜ!!!!』



とか言いながら百合花に命令されたんでしょ?


分かってたるんだから。


日向はマイクを持ち、

『海斗はどうしたんだよ。』


単刀直入な質問を顕一に投げ掛けた。


『………寝込んでるよ。』


『は?』


『あんな寒い所にいたんだ。
熱を出してもあり得なくはない。


………精神的にも弱ってたしな。』



精神的に……ってあたしの事?


『ふん!!ま、いい。』


『これが本題だ。


向日葵を離せ。


ついでに向日葵の秘密を言うな。』


『それは無理だ。
大体本人も了承してる。』


『どーせ脅したんだろ?

汚い手を使うな。』


『当たり前だ。


世の中、そんな風になってんだよ。』


『ふざけんな。


いい。俺が取り返す。』


そう言うと顕一は屋敷の中に入っていった。