flower music

『大丈夫だから。









何があっても側にいるから。









だから…………学校行こうぜ?』










向日葵をなだめながら俺は言った。









でも、









『……………行きたくない………。』









向日葵は塞ぎこんでしまった。









うつむいたままの向日葵。









消えそうなあいつを見てこのまま休みたいと思った。









だけど休んだら迷惑がかかる。









だから無理矢理向日葵を説得した。









向日葵も渋々だがOKしてくれた。









この時、もし学校に行かなかったら









向日葵は辛い想いをしなかった?









あんなに泣かなかった?









俺等は、









離れずにすんだ?