flower music

■■■海斗■■■
俺は今、控え室にいる。





そして悩んでいた。






六歳に向日葵と一緒にみっちりダンスの練習をさせられた。





それは今回のミッションに役立てるからいい。






だけどそこで余計な事まで思い出してしまった。






練習をしたのが誰かの誕生日パーティーにでるため。









六歳の俺は覚えていた。









あの時、向日葵はおばさんに連れられてどこかに行っていた。









必死に探した俺が向日葵を見つけた場所が・・・







向日葵のキスシーン。







そう、あの時、向日葵は誰かのキスしていた。





後から聞いた話によると向日葵は目を瞑れと言われてたた、目を瞑っただけらしい。





その後、俺はすぐに向日葵を呼んでそいつから奪い返した。





そう。その相手は・・・














日向だったから。




あいつは言っていた。









「俺の六歳の誕生日パーティーに向日葵は来ていて、そこで俺は向日葵に惚れた。」









あのパーティーは日向の誕生日パーティーだったんだ。





その事は多分向日葵は覚えていない。






あの後、向日葵は三年ぶりに家族に再会し、そのせいで記憶が混乱したから。





できれば思い出して欲しくなかった。





あいつがあの事で日向の方に行くのではないかな・・と思うから。





日向は金持ちでもあるし、認めたくはないが、一応向日葵の婚約者である。




そして向日葵は財閥のお嬢様。





両親もいないし、祖父が漁師な俺に日向対決して勝ち目があるのか?



多分ないと思う。