flower music

■■■百合花■■■
第二回戦の種目が武術って聞いた時から、絶対向日葵と海斗君のチームが一番と言うことを確信していた。









向日葵は昔から喧嘩強いし、海斗君もそうとうな強さらしい。









それに比べて私は武術どころか、運動神経すらゼロに近い。









パートナーの顕一も運動神経は抜群だが喧嘩はなんだか弱そう・・・。









どうやらここで敗退みたい・・。










私は負けを覚悟した。









だけど顕一は、









「百合花様、この勝負絶対勝ちますからね。」









と余裕そうな笑みを浮かべていった。









「勝利宣言はいいけど、一番はなれないのは覚悟してね。」









「ええ。多分一番は海斗のチームですし、私は二番を狙っていますから。」








「二位を?無理でしょ。だって私は武術なんて到底できないし、顕一だって・・。」









「お嬢様、私はあなたのでしたか?」









「顕一は・・・私のクラスメートでもあるし、ある意味幼なじみでもあるし、私専属の執事でもある・・・。」









「そうです。私はあなた様の執事。年齢はあなた様と同じですがあなた様をお守りするため、武術は鍛えておきました。」












「嘘・・・。」









知らなかった。顕一が武術を習っていたなんて。








「それでは、スタート!!」








司会者の声が鳴り響いた。