扉の向こうからやってきた人は、


青い瞳、金色の髪・・・


やさしい気品ある雰囲気をかもし出していた。



赤の国の姫は立ち上がり、礼をした。


「はじめまして。赤の国からやって参りました。シァルロットと申します。」


『ようこそ青の国へ。ご挨拶が遅れ申し訳ありません。
モーリスと申します。

こんな世の中になり、今も緊迫した状態なのです。
姫がいらしていたと私には知らされていなかったもので、申し訳ありません。』



丁寧にわびる青年は・・・・