それが何を、意味するのか。
「―――っ…」
リジェは、リジェは…
―――私を庇って、命を落とした。
「いやあぁぁぁぁあっ!!」
「ララッ!?」
どうして?
どうしていつも、私を庇って、みんないなくなってしまうの?
私のせい。
私のせいだ。
なのに、みんな私を責めない。
どうして…?
震える手のひらには、真っ赤な血。
けどいつもその血は、私のものじゃない。
私のせいで…命を失った大切な人たちのもの。
「…っ、もうやだよ…」
どうしてこんなに、私は弱いんだろう。
強くなりたい。
強く、強く。
大切な人たちをみんな、護れるくらいに。
もう誰も、傷つかないように―――…
―――瞬間、船が大きく揺れた。


