キミが大好きだから〜陽菜へ〜


俺がこの女をプロデュースする?


なんだ、それ。


……でもなんだかわくわくする気持ちが湧き出てくる。



初めての仕事。



歌詞をつけること前提の曲作りってやったことないけど、なんか面白そうだし。




おれは、企画書を見ながらいつしかどんどん自分の中のイメージが膨らんでいくのを感じていた。



「haruさん」



そのせいで何度目かのヒカリの呼びかけにようやく我に返り反応する。



「よろしくお願いします」



「あ。あぁ……」



そうだった、「ヒカリ」ね……。