甘い日々。


だけど確実に俺たちの間には見えない何かが生まれてた。


絆、って呼べばいいのかな。


陽菜はあれからほとんど寂しいなんていわないし、


それよりも何か他に集中することがあるらしくて、


ただ、それを俺に隠してるような空気が、


最近の俺の気になるところ。



そんなある日。


俺は珍しくまじめな紺野に呼ばれて椅子に座った。