「大丈夫かぁ? そんなんじゃ彼氏できへんでぇ!」 『なっ!?』 「まぁまぁ♪ ええやないか、事実やし。ほんならなっ!」 失礼な・・・イケメンだけど・・・男は、アメと絆創膏だけをおいて、走り去って行った・・・。 『なにあいつ!!!』 朝から本当ムカつく事ばっかり・・・。 私がため息をつくと、 「運命・・・っぽいね♪」 優香が、明らかに楽しんだ様子でそう言った。