「それにしても! ブレザーってやっぱりいいね♪」 『だよね! めっちゃ嬉しい!!』 初めて通る西林高校への道。 どんな話をしても、新鮮で、何でか胸がドキドキした。 「あー!! 西林高校だ!」 『大きいー! あそこで過ごすんだね・・・3年間・・・。』 中学の時の事もあり、少し不安だった。 でも・・・・・・、 『気にしないっ♪』 「は? 何がよっ」 『中学の時の事!!』 一瞬、優香の顔が曇った。