『・・・長い・・・・・・。』

私は不安になっていた。
中学の時の、苺の体験と・・・私の体験。


男を信じろ、そんなこと、不可能に近かった。
「ほんっとにー・・・あいつどこ行ったんだよ!?」

いかにもヤンキーの名がふさわしい感じの男が、こちらに歩いて来た。


・・・無理。


私は顔を伏せ、見つからないようにしていた。
・・・色々と面倒臭いから。