私は泣くしかなかった・・・。 辛い、私の1年は、これで幕を閉じた。 ・・・― 話し終わったら、少し沈黙が続いた。 私は何か話そうと思い、 『あんた・・・名前は?』 とだけ聞いた。 「えっ・・・あぁ、斉藤 彰(サイトウ アキラ)・・・です。」 『そう・・・』 「なぁ?」 『何?』 「その・・・なんか、悪い事・・・した、な。 ゴメン・・・。」