『なんで名前知ってんのよ! 気持ち悪いなぁ!』 こういう人が一番嫌いだった私は、苺男の挨拶を受け止める事は出来なかった。 「そんなんやから、彼氏が出来んねん!!! 腐った苺がぁ!」 ・・・? 『はぁ!? ふざけんな! クソ大阪野郎!!!』 お前に、何が分かる? ―ポタッ 自然と涙がでた。 ふと、こいつの言葉で中学の時の事を、思い出してしまった。