『運命とかって面倒臭いと思うよー?』 「それは、苺が小説みないからだよ!!!」 『いや、関係ないだろ』 たわいもない話をしながら、教室へ向かう。 『・・・・・さ、さ、さ・・・。』 自分の名前を探すものの、全然みつからない。 『昔からウォーリーとか苦手なんだよねー』 独り言をぼやいていると、 「よろしくなぁ、苺ちゃん?」 と、肩を叩かれた。 『えっ?・・・・うわ! 苺アメ男!!!!!!』 「ひでぇっ! なんやねん"うわ"って!」