「大丈夫か?記憶は戻った?」


かなり大きい声で話す



如月君・・・・・・。



クラスの皆がコッチをみてるよーっ!



隠しているのにー!!



私が言おうとするより、



少し早く



みみが



「優!皆は葵が記憶喪失になったって事


知らないんだから!


静かにね!!」



ありがと。



心の中でお礼を言う私。



如月君が何か言おうとした瞬間、


「ガラっ」


とドアが開いて先生が入ってきた。



「あっ!来たから戻るね。」



と言って、



自分の席に戻っていった


みみと羅姫。


「はーい、バイバイ」


私は、みみと羅姫に


返事をした後、



二時間目は何の教科なのかな?


と思って


前を見た。