「あっ!葵じゃね?」


やばー!


如月君に、


気づかれちゃった。


嬉しいような悲しいような・・・



いや多分喜んでいいんだよね。



なーんて考えていると、



私の目の前に手が振られた。



手の持ち主はどうやら



如月君っぽい。





「わっ!」



「おかえりーっ!



ドッカ行ってたから呼んでみた。」


うわーっ!!!!



とっても恥ずかしいんですけど!?



「た・ただいま」


私は無視する訳にもいかないので、



返事をした。



「はい。お帰りーっ」



とても眩しい笑顔を私に向けられた。



やばっ!こりゃー、



サングラス必需需品だーっ!!