私が異変に気付いたのは、初めて死んだ時だった。 あの世にいたはずなのに、いつの間にかこの世にいて、再び生活をしていた。 不思議に思ったが、そのまま生活し、また死んだ。 しかし、気がつけば、またもやこの世で普通に生活をしていた。 それを繰り返すうちに、私は【神様】と呼ばれるようになった。 私を知る、家族や友人達はとうに死に、村の全員に、呼ばれるようにもなった。