あたしは自分が嗣弘を好きなのか確かめるため、嗣弘のところに行った。

「あははっ!
嗣弘おもしろ~い!!」

「えっ・・・」

嗣弘は違うクラスの女の子と話していた。

「つぐひろっ!!」

あたしは無意識のうちに嗣弘を呼んでいた。

「あ・・・
美亜・・・」

嗣弘は気まずそうにあたしの名前を呼んだ



「放課後、ちょっとイイ?」

嗣弘は驚きながらも「分かった」
そう言った。

***放課後***

「ごめんネ
急に呼び出して」

「別に・・・
で、何のよう?」

あたしは嗣弘の様子を伺いながら話し出した。

「今から言うことちゃんと聞いてね」

「あたし、嗣弘のこと好き」