「ご…ごめんなさいっ!!ななちゃんの照れた顔見たくて…!」


叩かれそうだったから、手で頭をガードした。


「そっか…よかったぁ…」


え…?


「怒らないの…?」


「んー…もういいよ。郁が無事だったんだから。」


「…ごめんね?」


まさか本当にキスしちゃうなんて思わなかったし…



でも…


陽くんは近づいてきただけで嫌だったの。


ななちゃんは…キスされても嫌じゃなかったよ?


うれしかった♪


この気持ちはまだ郁にはわかんない。


けどいつかわかる時が来るよね?



こんな幼なじみだけど、これからもよろしくね♪


ななちゃん♪



この時にはもうななちゃんが郁を好きだった…


な~んてことを知るのはまだまだ先なのでした★