肌寒くなったから、 帰ろう そう2人で言って。 お互い反対側の出口から公園を出た。 アオは、自分の家のドアの前で アカが家に入るのを見送った。 アオは自分の家に入り ただいま と、リビングに声をかけて自分の部屋に戻る。 もう一度、今日した決意を頭の中で唱えた。 そして自分でうん、うん、と 頷いた後で それを声に出していってみることにした。 「ぼくは いっかげつごに しぬ。」