秘密な花嫁~旦那様は先生!?~番外編

楽しそうに、時折笑顔を浮かべて作ってた。


その笑顔を見ると、どんなにお菓子作りが好きか伝わってきた。


美和のところだけ、パッと明るいオーラが出てる。


そんな感じがした。


でもそんな美和を見て、笑いがこみあげてきた。


昨日の夜は、なかなか眠れなくてベットの上でいつまでもゴロゴロしてた美和。


「早く寝ないと、明日起きれないぞ」


仕事をしながら、そう声をかけた。


そしたら。


「龍矢には、この緊張感わかんないんだってば!」


そうベットの上から叫んできた。


その姿を見ると、かなり緊張してることがわかって。


思わず、笑ってしまった。


「ちょっと龍矢、今笑ったでしょ?」


「別に」