秘密な花嫁~旦那様は先生!?~番外編

「えっ?・・・まあね」


「俺はいつでもいいけど?」


「そのうち・・ね」


龍矢に似た男の子だったら、きっとかっこいいんだろうな。


美和に似た、女の子。


髪の毛が長くて、目はくりっとして、ちょっと小さめの口。


背は、低め。


笑顔が似合って、さみしがり屋で泣き虫。


そんなところか。


俺は今の美和と、将来生まれてくるだろう子供を重ねた。


「なに、にやにやしてるの?」


子供の話をしたとたん、頬を緩ます龍矢。


「気持ち悪い」


「そんなこと言っていいのかな?」


「えっ?」