秘密な花嫁~旦那様は先生!?~番外編

「あのね・・・」


私は龍矢の耳元でささやいた。


「そっか」


私の言葉に、龍矢が笑顔になった。


この子を預けて。


二人で出掛けられるってこと。


そう言って美和はまた、教室内のいろんな扉を開け始めた。


オーブンのふたを開けてみたり。


食器棚の扉を開けて、中の食器を見てみたり。


「あっ、中見入ってる」


冷蔵庫の中を開けると、前のキッチンで使ってたものが入ってた。


「昨日、向こうで使ってた材料は全部移動した」


「もうオーブンとかも使えるの?」


「使える」


材料が入ってるところを開けると、小麦粉からいろいろ入ってた。