秘密な花嫁~旦那様は先生!?~番外編

そう言って、私の手をとった。


「でも、つわりも貧血も薬があるのよ?吐き止めだってあるし、鉄剤も飲めば貧血も治まるのよ?」


「それは、知ってました」


「じゃあ明日、一緒に病院に行きましょ?」


私は、首を横に振った。


「美和ちゃん」


「龍矢がフランスに出張してるとき、病院に居たんです私」


「ええ」


「そのとき何度も先生に、吐き止めの薬も進められたし、鉄剤も飲むように言われました」


「飲んだんでしょ?」


うんんって、また私は首を横に振った。


「どうして?」


「怖かったんです」


「怖かった?」


私は起き上がった。