「私、龍矢が居なくて不安だった。つわりもひどくて、ご飯食べれないし」
「ああ」
「だから、いっぱい泣いた。でも、泣いた後に後悔した。お母さんが泣いちゃいけないなって」
「ああ」
「私の感情は、すぐこの子に伝わるんじゃないかって思う」
「そうだな」
「だから頑張る。泣かないように」
さっきまであんなに不安で心が押しつぶされそうだったのに。
龍矢が帰ってきて。
やさしく抱きしめてくれて。
それだけで、なぜが気持ちが前向きになった。
龍矢パワーだ。
龍矢はいつも私を、笑顔にしてくれる。
ねぇ、赤ちゃん。
あなたのお父さんはね、お母さんの元気の源なの。
「ああ」
「だから、いっぱい泣いた。でも、泣いた後に後悔した。お母さんが泣いちゃいけないなって」
「ああ」
「私の感情は、すぐこの子に伝わるんじゃないかって思う」
「そうだな」
「だから頑張る。泣かないように」
さっきまであんなに不安で心が押しつぶされそうだったのに。
龍矢が帰ってきて。
やさしく抱きしめてくれて。
それだけで、なぜが気持ちが前向きになった。
龍矢パワーだ。
龍矢はいつも私を、笑顔にしてくれる。
ねぇ、赤ちゃん。
あなたのお父さんはね、お母さんの元気の源なの。

