ほんとに、母親になれるのか?
いや、それは余計な心配か。
美和が自分のお腹をなでてるときの目は、もうとっくに母親の目だ。
「龍矢、ちゃんと洋子さんたちに報告してきてね」
「わかった」
「それから、帰って来たら、お母さんのお墓に行って、母子手帳もらいに行くんだからね?」
「ああ」
「約束だよ?」
「わかった」
「じゃあ、私も大人しくしてる」
「それは、当たり前」
私に用意された病室は、個室だった。
洗面所とかついてる。
結婚して5年もたつのに。
いまだに、お金持ちは・・・
いや、それは余計な心配か。
美和が自分のお腹をなでてるときの目は、もうとっくに母親の目だ。
「龍矢、ちゃんと洋子さんたちに報告してきてね」
「わかった」
「それから、帰って来たら、お母さんのお墓に行って、母子手帳もらいに行くんだからね?」
「ああ」
「約束だよ?」
「わかった」
「じゃあ、私も大人しくしてる」
「それは、当たり前」
私に用意された病室は、個室だった。
洗面所とかついてる。
結婚して5年もたつのに。
いまだに、お金持ちは・・・

