秘密な花嫁~旦那様は先生!?~番外編

「えっと・・・」


「正直に言って。今日で最後なんだし」


そう言って、高木君は笑った。


「あのっ、ごめんなさい」


「そっか。彼氏とか居るの?」


「うん」


こくりと私はうなずいた。


「ごめんな。パーティーの前にこんなこと」


「全然」


「行こうか?」


「うん」


ガラッ、っと教室のドアを開けた。


「きゃっ!」


「三木さん!?」


突然誰かに抱きしめられた。