龍矢からあふれる愛情。


安心感。


龍矢と一緒なら大丈夫。


会社の人たちが思ってるような気持ちとは違うかもしれないけど。


私も常に感じてる。


守ってもらってる。


そんなふうに感じる。


だから龍矢が私といて、私が龍矢から感じてるようなこと、感じてくれたら嬉しい。


ただ守られてるんじゃなくて。


私も龍矢の役に立ちたいし、守ってあげたい。


「あの、龍矢のことよろしくお願いします。仕事のことは、私わからないんで」


「はい。お任せください」


よかった。


龍矢の近くには、どんなことがあっても龍矢を助けてくれる仲間がいる。


「美和様、立派な奥様になられましたね」