別にこれからまた、会うなんて思わなかったから。


春菜が熱を出したから、一緒に来た。


そう言った。


そういえば、朝少し咳してたなって思った。


ほんの少しだったから、大丈夫だと思ったのが間違いだったか。


その男の子は、俺を睨んでるみたいだった。


それで、言ったんだ。


彼女いますかって。


どうしてそんなこと聞くんだって聞いたら。


別にたいした意味はないって言った。


このとき、なんとなくわかった。


こいつは、春菜が好きなんだって。


そう思ったら、俺もそいつを睨んでた。


いや、もっと前からかもしれなけど。