「怒る事ないだろ」




「怒ってないし」




「怒ってるだろ」




実の母に、ヤキモチ妬いてるなんて言えない…




アタシはそれを隠すため、レオに抱き着いた。





「ちょ、煙草!危ない」





そう言って煙草を持つ手を上げ、もう片方の手でアタシを抱き締めた