「そっか」



「今日は何処いくの?」


レオの顔を見ながらアタシは聞いた



「俺んち」



「は?」



「俺んちで呑もうよ」



「あぁ、うん」




車は本当にレオの家だと思われるマンションの駐車場に入った




レオの後について、部屋の前に行き、鍵を開けるレオの後ろ姿を見ながら、
どうして家に連れてきたのかわかんなかった。




本当にただ、呑むだけ?
アタシの自意識過剰?