さらに一週間が経ってアタシはもう諦めてた。



そんなある日。
レオから電話がかかってきた





「もしもし」



嬉しさを隠してアタシは電話に出た。




「久しぶり」




「久しぶり」




「今日暇?」



「うん」




「じゃ、あと一時間後に迎えに行く」




「わかった」




電話を切ったアタシは、急いで化粧を直し、香水をつけて準備万端でレオを待った