兄貴の想い


学校には、すでに受験を終えて戻ってきていた同級生たちがキャーキャー言いながら受験問題について話をしていた。



『おぉ〜ミサ!おかえりぃ。出来はどうよ!?』



クラスメートの裕作が私を見つけ声をかけた。



『うん!バッチリ☆』



本当はちょっと不安だったけど、笑顔で答えた。



『おぉ〜自信満々じゃん!』



『まぁね!』



『なんか、もう帰っていいらしいよ!』



『えっ!そうなの?なんだ…じゃ、帰ろ!じゃあね。』



私は3分も教室にいなかったが、そのまま教室を出た。



『じゃ、オレも帰ろ。ミサ!途中まで一緒に帰ろうぜ!』



裕作が後ろから小走りでついてきた。



『おぉ。じゃ、行こ。』



私は裕作と共に学校をあとにした。