兄貴の想い


私とヒデは黙ってただうなずきながらお姉さんの話をしばらく聞いていた。



一通り話しも終わり、お姉さんは大量の生理用品と一箱の薬を置いて行ってくれた。



帰り間際、ヒデはお姉さんに



『本当に助かったよ。オレどうしていいかわからなくて…。こういうとき、女手が必要なんだよな…。』



と困った顔で言っていた。



『こんなことで何を弱気になってんのよ!もし、生理痛がひどそうだったら薬をちゃんと飲ませてあげてよ!』



『おぉ、わかったよ。』



ヒデは小さな声で返事した。



『あっ!それから、今度ミサちゃん連れて買い物に行きたいんだけど!』



『えっ???』



ヒデは、何で?といった様子でまたもや固まった。