改定版・恋とは...

やっぱり。


私は、すごい安心感に包まれた。


ずっとこうしていたいって。


幸せな気分になった。


答えが見つかりそうだった。


だから、私は修次に聞くんだ。


はっきりした答えを見つけたいから。


そして、聞きたいから。

「修次」


だから、修次の名前を呼ぶんだ。


てか、修次って名前が愛しく感じる気がする。


「なんだ?」


「修次に抱きしめられると安心するの。
なんで、なのかな?」


私は、素直に聞いた。


もうわかりかけているんだけどね。


「それって、俺だけ?」


修次は、目を見開きながら、聞いてきた。


「うん。今のところはね。
てか、こんなのはじめてだし、戸惑っちゃうし。」


たぶん、これが答えなんだろう。


けど、その理由を教えて。


私が気づくんじゃなくて、修次が教えて。


認めなきゃいけない感情なんじゃないかなって思う。


私より修次なら、わかるでしょ?


これって、なんなのか。