「何で笑うの?もう隠してないよ」

彰は本当の自分をMariaが見破ったから笑ったのだった…

「いや、Mariaはもう隠してねーよ!そうかぁ…お前には全てバレてたんだな」


それを聞いたMariaは黙っていた。すると彰がとんでもない事を言った…

「Maria?今、俺が楽にしてやるな」

【いや~何でバレてるのよ~】

Mariaの体はもう限界に近かったが、強がったMariaは…

「何の事よ!話は終わりね帰るわ」

立ち上がろうとしたけど腰が抜けて立ち上がれなかったMariaを見ていた彰は…

「だから俺が楽にしてやるって言っただろう」

「???」

「俺が抱いてやるよ」

「え、え、え、遠慮します」

「Maria?この部屋に居てそれは無理だと思うぜ」

「どう言う事?」

「勘のいいお前なら、この部屋が普通じゃない事ぐらい分かるだろう?」

「やっぱりこの薔薇の香が原因なの?」

「ああ」

「コレは何?」

「媚薬だ」

Mariaは、ようやく自分がココに呼ばれた理由が分かった…

「お願い帰らせて」

「本当の俺を知られたから、このままでは帰さない」

「まさか…」

「ああ、Mariaを抱く」

「ゴメン私には好きな人がいるの、だから…」

「嫌だね(笑)」


彰は立ち上がれないMariaを抱きあげてベッドルームに連れ込んだ。もうMariaはには抵抗する力などなかった…