【どうしよう…でも、知られてるって事だよね】

Mariaは暫く悩んで、ようやく口を開いた…

「実は生徒会室を出て行った後…」

Mariaは包み隠さず、彰に話した。

「それで無理やり車に…」

Mariaが話している間、彰は黙ったままだった…


「あの〜聞いてる?」



すると彰は…


「聞いてるけど…」


「けど?」


「聞きたくない話しだ」


「…」


Mariaは話しを止めてしまった…


すると彰は…


「何で話しを止めた?」


「だって聞きたくないって…」

「あのな〜」


彰はため息をついた…


「ここまで聞いていて、気になるだろうが!いいから話しを続けろ」



「でも…」


Mariaは本当は彰には知られたくなかった。それは…