「本番って何!」

「ちょっと待てよ…Maria?」

「何よ!いいから言ってよ」

すると彰が舌打ちをして言った…

「チェッ 時間切れか…」

Mariaは何の事か分からなかった…

「どういう事?」

「何でもねーよ」

【さぁ~て…どうするかなぁ…】

彰は考えていた。その間Mariaは逃げる事を考えていた…

【チャンスは絶対にあるわ】

すると彰は動き出してMariaに言った…

「ゴメンなMaria」

そう言って彰はMariaに近付き暴れるMariaを抱きあげて、ベッドルームまで連れて行った…

「イヤ!何するの」

彰は逃げられないようにMariaをベッドに縛り付けた…

「だから、先に謝っただろう(笑)」

「そんな事知らないわ」

「この部屋だと薔薇の効果が効かないから媚薬無しでMariaを抱く事にしたんだよ」

「待って嫌!やめて…」

手足を縛られているMariaは彰に唇までも押さえられてしまい濃厚なキスをされた。Mariaは暴れると手が痛いので仕方なく彰にされるがままだった…すると彰はMariaの唇を噛んだ…

「…あっ…痛い…」

「そうだろうよ!俺はMariaに快楽を与えるんじゃないんだからな」

「どういう事?」

「俺は怒ってるんだよ!」

「貴志に抱かれた事を…?」

「ああ」

「でも、あれは…」

「聞きたくない!浮気だろうが(怒)」

Mariaは彰に貴志以外にも抱かれた事を素直には言えなかった。

【絶対にあの日の事、同時に男二人に抱かれた事なんか…知られたらいけないわ】

Mariaは、あの日の出来事を彰には言わなかった…

「そうなるのかなぁ…」

「もういい、今から俺が体で教えるからな!お前は誰の女なのかをだ」