【どうやって逃げだそうかなぁ…】

Mariaは考え事をしてたので彰と貴志の会話を聞いていなかったので…

「仕方ないなぁ…お仕置きだからやっぱりローズルームだな」

「あぁ~立ち入り禁止のか?」

「ああ」

「どうにかローズルームに連れて行くぞ」

「どうやって?」

彰は答えた…

「俺が右手を掴むから」

「わかった、俺が左だな」

「ああ、じゃ~それで」



そう言って彰は逃げれないようにMariaの右手に腕を回し押さえた。貴志も同じように今度は左手の腕を回して押さえたので右側に彰、真ん中がMariaで左側が貴志だから絶対にMariaは逃げられない状態だった…

「いや~何で?二人が!?」

【これじゃ~もう、逃げれないよ~】

三人はローズルームに向かった。暫く歩くと、あの怪しい建物が見えてきたのでMariaは暴れ出した…

「いや~あそこには入りたくない」

でも、彰も貴志も止まる事なく無言で歩いていた…