Mariaはどうしてココがローズルームと呼ばれているかが分かった。ドアが閉まった直後に何処からか薔薇の香がしてきたからです。
Mariaはその香に気を取られてると、生徒会長の彰が少しずつMariaに近付いて来た。急いで逃げようとしたけど手を掴まれてしまった…


「いや、離してよ~」


生徒会長の彰は笑いながら言った…


「ようこそプライベートルームへ」

Mariaにはその笑顔が怖かったので目をそらした。それを気に入らない彰はMariaを強引に引っ張り、右手はMariaの手を掴み左手はMariaの腰を「グイッ」と抑え込んだ。Mariaと彰の顔の距離はkissをするくらい近かった。

「止めてよ!」

すると、彰がMariaに…

「本当に腹が立つ女だな!目をそらしやがって」


Mariaは思った。【何てプライドの高い男なのよ】そんな事を思ってる間に、彰がMariaを別の部屋に連れて行こうとした…

「ちょっと待っててば」


イライラしている彰はそんなMariaの言葉など聞かず、一番奥の部屋にMariaは連れ込まれた。そこには沢山の薔薇が部屋中にあって香もキツイくらいだった。どうしてかこの部屋に入ったらMariaの体が…

【何この部屋は…体が変だよ!この薔薇の香が原因かしら】

彰が突然、大笑い出した…

「アハハハハハ」


Mariaはどうして彰が笑ったのか分からないでいたが、それどころじゃなくなった。何故ならMariaの体は男に抱かれたくなってきたからだった。


【そんな事って、違うわ…絶対に】

彰は笑いを止めてMariaに言った…

「Maria?ツライだろう?」

「何の事?」

「分からないのか?まぁ~いいだろう」

そう言って彰は獲物を見るような鋭い目でMariaを見ていた。Mariaは怖いのを我慢して彰に聞いた…

【深呼吸して…「スーハー」本題を聞かないと…】

「あの~さっき言ってた私に聞きたい事って何?」

彰は、まばたきもしない鋭い目でMariaを見ながら答えた…