「ふぅ〜ん…そういう事か…」

彰は生徒会長室に手紙を残し部屋から出て行った…


Mariaは学園に着いてから貴志と別れて、急いで生徒会長室に向かった。ドアを開けたら彰は居なかったけど、部屋に入ったらMaria宛てに手紙があった…


内容は…「この手紙を見たらすぐにローズルームに来い!」


「行きたくないなぁ〜ってまだ続きがあるよ」


「来なかったら放送で呼び出すからな!」


Mariaは仕方なくローズルームに向かった…


「今は会いたくないなぁ…」


ローズルームに着いたMariaはビックリしていた。入口に彰が待ち伏せをしていたからだった…


「遅い!話しがあるから早く入れ」


彰はローズルームのドアを開けた。でもMariaは入ろうとはしなかったので、彰はMariaの手を強引に引っ張って早歩きをして、あの部屋へ向かった…。

Mariaは抵抗したけど彰は手を離そうとはしなかった…


「Maria!抵抗するな」


「お願いあの部屋には行きたくない」


「うるさい黙れ!いいから来い」


彰と繋いでいる手から怒りが伝わってきてるからMariaは逃げ出したかった。奥に行けば行くほど薔薇の香が強くなってきてMariaはあの出来事を思い出して震えた。彰はただあの部屋目掛けて歩いていた…すると彰は手を離し歩くのを止めたので、Mariaは前を見たら、あの部屋のドアの前だった…

「Maria着いたぞ!入れ」


「…」


Mariaは動かなかった、気にいらない彰はMariaの手を強く引っ張ってMariaを寝っころがさせた…


「キャー!痛い」


「Mariaが入らないからだろ!」


寝っころんでるMariaに彰は近いて…