暫く歩いて行くと人気がなくなった。すると彰は天使の仮面をはずし素顔になってMariaの手を離し今度はMariaに密着するように肩に手を回してきた…Mariaは嫌がったが彰の手は段々下に行きMariaの胸を揉み始めた…

「イヤ!止めて」

彰はMariaの言葉を無視して好きなようにMariaの体を弄くり回した。

「ちょっと!歩きながらしないでよ」

「うるせー」

彰はもの凄く怒っていたので、Mariaが嫌がれば嫌がるほど彰は喜んでいた…

「いいね~その顔が(笑)」

Mariaは彰を睨みつけたが彰は何も動じなかった。生徒会長室が見えてきたので彰の手は止まった…、彰は胸ポケットから鍵を取り出して「ガチャ」っと鍵を開けて部屋に入った。Mariaは入ろうとはしなかったので彰は強引に部屋に連れ込んだ…

「私に何の用があるのよ!さっき沢山抱いたでしょう!」

「あぁ~そうだな、今でも思いだすぜ」

「最低な男!何が天使よ…」

「俺の演技は最高だろう?」

「聞こえなかった?最低って言ったのよ!」

「まぁ~いいだろう、本題にはいろうか…実は生徒会では副会長が居ないんだ!それでだ、Mariaになってもらう」

それを聞いたMariaは…

「ちょっと待ってよ~それって…」

「ああ、副会長の仕事とは俺の下で働くって事だからずーっと俺と一緒だな」

「それだけじゃないよね!」

「何だ知ってるのか?」

「…聞いた事がある。手取り足取り…後は言いたくない」

彰はMariaを見てニヤニヤして言った…

「そうだ、Mariaが思っている事だよ!だから俺には今まで副会長が居なかったんだ。でも今日から…嫌、今からだなお前が俺の面倒をみるんだ」

Mariaはショックで涙が零れた。一番嫌いな男に抱かれただけじゃなく、ずーっと一緒に居ないといけないって事が物凄く嫌だったからだ。泣いているMariaに彰は…

「そんなに俺が嫌いか?」