文学乙女

「−これ、なんですか?」





あたしは目を丸くして、仕分け室内を指す。





「何って、商品だよ」





山之内は平然と答えた。





「それは、わかりますけど…」





「運転手が送迎でいなくなったんだ」





「それでこんなに…」





「ああ」





仕分け室内は予想通り、道が通れないくらい商品が入った外番重で溢れていた。