文学乙女

あたしはまさかと思い、仕分け室に目をやる。





奥行きが見えないくらい外番重の列で、ごちゃごちゃになっているのが一目瞭然だ。





絶っ対やだ!





あたしは絶句した。





今日は粘ってでも断ることにした。





「主任、あたし今日は…」





「越野さん自転車だろ」





「−へ?」





そこまで知ってたんかい、あんた!





山之内の鋭さに、あたしは内心舌打ちした。