文学乙女

「い、いいんです。なんか嫌な予感がするんで……」





あたしは首を横に振った。




「また仕分け手伝わされるんじゃないの?」





「今日は早く帰ります。昨日と今日続けてやるのまっぴらですもん」





「昨日も捕まって、仕分けやらされてたもんね」





萩原さんは苦笑した。





主任の呼び声がぴたっと止んだ。





助かった…。





あたしは安堵の息を洩らし、さっさと掃除を済ませた。