文学乙女

「ひぃ〜でぇ〜きぃ〜っ」





うう〜わあぁ〜っ…またコイツかよ!





下品過ぎる笑いと酒くささで、気分は一気に悪影響。




即、マイナスへと下落で、最低最悪に陥った。





「なんだよ、お前男にフラれたの?」





「そんなの知りませんっ!離れて下さい」





あたしは邪険に突き放そうとする。





けど、猪原の握力が強いせいか離れる気配がない。





「お前、今日飲まないの」





「飲みません!お酒飲む気分じゃありませんので」





アンタがいるから飲みたくないのよ!





あたしは横目で猪原を睨む。






「もう、離れてもらえませんか?あたし席を離れたいので」





あたしは強引に離れて、席を立とうとする。





けど、猪原はあたしの手首をガッシリ掴み、無理矢理自分のそばに引き戻す。