文学乙女

「雨で相当濡れちゃったでしょう。今、タオル持ってきますから」






「大丈夫です。−そんなに濡れてないので」






あたしは苦笑する。






「あの…あたし上見に行っていいですか?」






「?−ええ、どうぞご自由に見てって下さい」






「すみません…」






あたしは頭を下げて、上へ駆けのぼった。