文学乙女

「いえ…なんでもないです」





あたしは慌てて言った。





男のくせにミッフィーちゃん−?





変なの。





変わった人がいるもんだなと思った。





不思議そうに見ている中、頼んだ本のタイトルを確認する。





「間違いないです」





日本史の女性人物を主人公にした時代小説に創作人形の写真集と、さっき探していた児童書だ。