文学乙女

「−告ろっかな?」





あたしはぽつりと呟く。





「あの人短期で働いてるから、いついなくなるかわかんないもん」





「−本気で言ってるの?」





あたしは恥ずかしそうに無言でうなずく。





「よく言ったよ秀佳。そうこなくっちゃ!」





メグはあたしの肩を勢いよく叩いた。





「そうと決まれば準備しなきゃ。行くよ」





「えっ?どこへ」





「いいから、ほらっ」





メグは席を立つと、あたしの手を引いてお店を出た。